2019年6月4、5、6日は札幌ドームで開催されたヤクルトvs日ハム戦の交流戦三連戦を観戦してきました。目当ては東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)。三戦まとめて紹介します。
一戦目 (2019年6月4日)
セパ交流戦、開幕戦のヤクルトvs日ハムの3連戦、1試合目を観戦。
初回、ヤクルトの高梨が四球の連続でノーアウト満塁。5点ぐらい取られる展開を覚悟しましたが、中田の内野フライと王のゲッツーでなんと0点。
次の2回、村上のホームランで1-0。そして4回は青木の四球でランナー1塁、山田哲人のツーランホームランで3-0。その後、バレンティンの振り逃げ(珍しすぎ!!)、大引の送りバント、坂口のポテンヒットで4-0、奥村のスクイズでの上沢のエラーで5-0となる驚きの展開に。
しかし喜んだのもここまで。パタパタと相手に点を取られ、7回に大引の犠牲フライで1点追加するも、その裏に中田にホームランを打たれて、同点。9回は元ヤクルトの秋吉が登場し、青木、山田、バレンティンをピシャリと抑えます。その後、延長に入るも抑えきれず、逆転サヨナラ負け。交流戦初戦を勝利で飾れませんでした。
しかし、よくよく思い返してみると、負けるのは当然の試合でした。初回は5点取られそうな雰囲気も相手の拙攻に助けられ、0点。その後のヤクルトの打点の大半も相手のミス。なんとこの日、日ハムは3エラー。その後のチャンスもヤクルトはモノにできず、失点はヤクルトのミスから…。
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という野村克也さんの名言が思い出されました。この日は勝っても不思議な勝ちだったでしょう。
話はズレるのですが、初回に5点の失点を覚悟した時も不思議な気持ちになりました。「5点取られても取り返せばいい」
これは先日神戸旅行に行った時の帰りの飛行機で読んだ「永瀬流 負けない将棋」に影響されたと思いました。本書を以前に執筆した永瀬叡王は昨日、羽生さんに負けたことでテレビにも出ています。
永瀬さんが本でひたすら説くのは「勝っている時は丁寧に。負けている時は辛抱」という教え。「永瀬流 負けない将棋」は将棋の本ですが、将棋に限らない考えた方が身についたように思います。
僕は負けている将棋や、人生においても逆境が好きなのですが、本書を読んでより動じなくなったように思います。趣味の野球と将棋が結びついた不思議な気持ちを抱いた経験を記念に記しておきます。
おまけ つば九郎の頭脳プレー
二戦目 (2019年6月5日)
交流戦第二戦はヤクルトスワローズ、勝利!!!しかも、完封リレー!完封リレーなんて何試合ぶりなんでしょうか…。昨日までのヤクルトとは大違い!
初回に青木宣親のホームランで1点先制。5回には青木宣親のヒット、山田哲人の犠牲フライ、バレンティンの四球の後、村上宗隆のヒットで4点ー!!ヤクルトの中心選手による活躍が泣ける😢
1試合目は全然ダメだった下位打線が、今日は粘っこく攻めてくれました。それが上位打線の爆発に繋がったはず。とにもかくにも今日はピッチャー石川が素晴らしかった…!
泣ける試合でした…ヤクルトファンで良かった…明日も勝てればいいなー!!
三戦目 (2019年6月6日)
交流戦第三戦目はヤクルトスワローズの完敗。小川はギリギリQSでしたが、被安打も四球も多く、ほぼ毎回ランナーを背負い、おまけにリズムが悪い。打線は日ハムの加藤にやられ、1点は返せたものも、日ハムのリリーフ陣にもしっかり抑えられてしまいました。数少ないチャンスは何度かありましたが、いずれもモノにできず。
ヤクルトと日ハムの力の差をハッキリ感じることが多い三連戦。二戦目の石川は本当に良かったのですが…!
今回は合計約10人で観戦。札幌ドームでのヤクルトの試合は札幌のヤクルト好き仲間と共に観戦しているのですが、今回新しい仲間が二人増えました。お一人が僕のブログを見てくれたようで、そこから僕のTwitterに連絡をいただき、一緒に見ることに。発信していて良かった、と感じた瞬間でした。
次は札幌ドームでのヤクルトvs日ハムの日本シリーズを期待しています!!!!!