PE’Zというジャズバンドが2015年12月19日、19時27分頃解散しました。最後のライブをUSTREAMを見ることができました。インターネットは素晴らしい、いい時代です。
今年のライジングサンで久しぶりにPE’Zを見ました。生で見たのはあれが最後です。本当に素晴らしいライブでした。
Ohyamaさん、ライジングサンのときは泣いているんじゃないかと思って、でもそれがはっきりわかりませんでしたが、今回のライブでは泣いていました。硬派な男の男泣きはぐっときます。僕も少し涙が出ました。
はっきり覚えていませんが、インディーズ時代にもうひとつのほうがメインで見に行った対バンでPE’Zを初めて見て(バンバンバザールだったかな…)、カッコいいと思って、好きになりました。それから数年後にメジャーデビューして有名になりました。
結成から解散まで16年。5人組バンドが1人のメンバーチェンジもなく、16年間続けるというのはすごいことなんじゃないかと思います。
アンコール前最後の曲は「Akatsuki」。美しくて凛としてカッコいい曲です。
本当の最後の曲はファーストアルバム1曲目の「HEY!JORDU!」
解散するバンドが最初の曲で締めるという流れは本当美しいと思い、僕は今、恍惚感でいっぱいです。
ここからは蛇足なのですが、なぜこんなにも解散ライブは美しいのに、離婚は醜くなってしまうことが多いのでしょうか。
結婚するときにいろんな人を巻き込んで結婚式を行うのだから、同じように・・・ バンドが解散ライブを行うように、離婚するときはひっそりと離婚するんじゃなくて、解散ライブをすれば美しい離婚もありえるんじゃないんでしょうか。
夫婦が離婚するときは、最初に出会った場所で、解散ライブを行えば離婚も美しく感じるんじゃないでしょうか。と、まだ結婚もしていない男が一人、恍惚感の中、妄想していました。おわり。