2014年10月2日(木)に札幌cube gardenで行われた浅井健一ライブに行ってきた。
札幌cube garden
札幌cube gardenはサッポロファクトリーの近くにある。札幌cube gardenには初めて入った。キャパシティは300人ぐらい。全国ライブハウスキャパ一覧wikiによると、指定席が39あるとのこと。ペニーレーン24の2/3ぐらいの大きさだと感じた。
男女比は4:6ぐらいだろうか。僕が前によく行っていたエレファントカシマシは1:9ぐらいだったので、かなり男性が多い印象がある。ちなみに男性ボーカルだと、女性ファンが多いし、女性ボーカルだと男性ファンが多くなる。
18時45分整列開始で19時入場。19時半開始。先に「FC◯番の方いますか~」という入場の仕方があり、FCというのはファンクラブのことだと思われる。
僕は165番だったので、けっこう後ろのほうと思ったが、入ってみると、5列目あたりに位置取ることができた。
深緑
今日のライブではAJICOの名曲、「深緑」を演奏した。心から驚いた。浅井健一がAJICOの「美しいこと」を演奏し、歌ったのは聴いたことがある。でも、「深緑」は初めてだった。
しかし、チューニングが狂っていたようで、イントロ後、歌に入った少し後、「ちょっと待って」と言っていて演奏を止めた。場内が盛り上がった。「Eがおかしいよね」と言ったように聴こえた。浅井健一はチューニングしながら、照れくさそうにバンドメンバー紹介を行った。チューニングが終わってから、「深緑色した…」と始まった。
ベンジー色がある「深緑」だった。素晴らしかった。個人的に最もピークな瞬間。ドラムはAJICOのメンバーでもある椎野恭一だった。
バンドメンバー
今回のライブは以下のような編成だった。
- 浅井健一(ボーカル・ギター・ベース)
- 福士久美子(コーラス・キーボード)
- 岡村美央(バイオリン)
- 椎野恭一(ドラム)
- 皆川真人(ベース・キーボード)
五人編成。前列真ん中に浅井健一、客側から見て左に福士久美子、右に岡村美央。後ろは左に椎野恭一、右側に皆川真人。変わったスタイルだ。
普通のライブはギターとベースが目を合わせて、合図をしたりするが、皆川真人は黙々とベースを弾いているような感じで、ほとんど目を合わせることがなかったと思う。浅井健一はほとんど椎野恭一や福士久美子と目を合わせていた。
映像
バックの黒い幕が開き、白い幕になった。何かと思った。次の瞬間、映像が投影された。モノクロのメリーゴーランドや花や草原の景色。その中で演奏をする。3曲ぐらいそういう曲があった。映像をバックに演奏する浅井健一は本当に格好良かった。
トークリスト
トークらしい、長いトークはなかったが、いくつかのトークがあったので、抜粋。
(曲の前に)「レッツパーティー!」
「今日は来てくれてありがとね」
(「ベンジー、来年夏フェス出てよー!」というお客さんからの声に)「出たい。出るよ」
(「ベンジー、クリスマスも札幌来てよー!」というお客さん声に)「…それはちょっと無理かもしれない」
(浅井健一がメンバー紹介をし終わったあと、お客さんから「ボーカルは?」との声に)「浅井健一!」…「ありがとね」
(深緑で中断したあと、)「今ちょっと面白かったな」
「今日はハプニングもあったし、楽しかったね」
「雨降ってたけど、晴れて良かったじゃん」
「サンキューサッポロベイビー。ありがとう」
セットリスト
わかるところだけ書く。Nancy中心の選曲だった。以下の曲目や曲順は正しくなく、すみません。わかる範囲でのメモとして残しておきます。情報募集中です。
- プラネタリウム(BJC)
- Your Smile
- 僕は何だろう
- 深緑(AJICO)
- Stinger
- Johnny Love
- 紙飛行機
- Vietnam1964(SHERBETS)
- 小さな花(SHERBETS)
- DERRINGER(BJC)
- SALINGER(BJC)
- EN1
- Sky Diving Baby
- EN2
- ハラピラオ
※コメント欄でKさん教えていただきました
- MORRIS SACRAMENT
- Parmesan Cheese
- 麦(SHERBETS)
- Papyrus
- 桜
- 君をさがす
浅井健一の世界
「浅井健一の世界だった」これがライブを全て見終わった後の感想だ。ギターを間違えているところもいっぱいあったけど、そういうのも気にならないような、歌、音楽、振る舞い、全てが浅井健一、ベンジー。何をやってもカッコイイ。どの曲でも良かった。椎名林檎が評していたように浅井健一は歩く芸術だった。浅井健一の歩いた道に花が咲くように思えた。
次回、また札幌のライブがあれば、浅井健一でもSHERBETSでもJUDAでも何でも絶対行きたい。