毎朝聴いているラジオ、12月25日の伊集院光とらじおとのゲストは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の監督、前田哲さん。
生放送のインタビューで語られた興味深い話。
前田哲「僕は映画を作ってることが喜びなので、観客に映画を届けたいし、映画を作っている時が生きていることを実感できるんですよ。ずっーと映画を撮ってて、ずっーと映画を編集していたいんですよ。ご飯食べて、ずっーと編集室にして、ずっーと撮影現場にいても平気というか、そのほうが幸せなんですよ」
伊集院光「オフの日は……?」
前田哲「オフはどうしたらいいかわからないんですよ。映画の企画を考えるため、本は読みますけど、手持ち無沙汰になっちゃいますよ(笑)」
生きていることが実感できて、幸せを感じる映画作り。「こういう人には敵わない」僕はこの話を聞いて圧倒されました。
もちろん僕は、映画撮影で勝負しようとは思っていないのですが、「好き」とはこういうものだ、と言うことが端的に出ている話だと思います。
寝る時間以外はずっと没頭できて、生きている幸せを感じる。それが好きな力。
自分がしていることの前に、こういう人が現れたら敵わない。本当の「好き」の前には敵わない。
自分が生きていることを実感できて、幸せなことはなんだろう?
あなたが生きていることを実感できて、幸せなことはなんですか?
(聴きたい方は↓より年内は聴けます。ただし、首都圏以外はradikoプレミアム入っている方)
伊集院光とらじおと(2) | TBSラジオ | 2018/12/25/火 10:00-11:00