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ライジングサンロックフェスティバル2014(RSR)レポート

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約14分

おそらく11回目ぐらいの参加のRISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO(以下、RSR)! 今年も3月にチケットを取り、参加。

ライジングサンロックフェスティバル2014(RSR)

会場まで

今年の麻生駅からアクセスはバス。会場到着までの時間リストでした。

  • 9時20分 : 札幌駅
  • 9時40分 : 麻生駅 -> バス列にならぶ
  • 9時55分 : バスに乗る
  • 10時30分 : バス到着(RSR会場)
  • 10時40分 : 入場口に並ぶ
  • 11時10分 : 入場
  • 11時30分 : テントエリア着もテント建てる

9時20分に札幌駅に着く時間であれば、11時30分にテントを建てられるということで、出発から会場着まで2時間強といったところ。

以前は会場に着いてから入場までに2時間並ぶ、ということのもあったので、だいぶ良くなっている印象がある。ちなみにJOIN ALIVEは着いて、すぐ入場できるのが素晴らしいところ。

SCOOBIE DOの入場口前ライブを見ながら、入場。今年はオジロワシにテントを立てる。



昼ごはん

レキシ(SUN STAGE)

時間がけっこう余っていたので、一時間半前にSUN STAGEに行く。そうすると、SUN STAGEでもほぼ先頭取れることがわかった。しかし、応用が難しい知識だ(1時間半空いていることはあまりない)。オープニングのアーティストを先頭で見たければ1時間半前に並べばいいでしょう。

「狩りから稲作へ」で使う、稲穂を配っている馬のかぶりものをしているファンの方がいた。熱心ですごい。ふなっしーのかぶりものもいたけど、もうなんのこっちゃわからなくなる。

「年貢 for you」からやついいちろうが登場。「狩りから稲作へ」からスチャダラパーのBOSEが登場。

レキシはいつも通りの面白さだったけど、何よりもBOSEの突っ込みの上手さに感心した。後半はずっとそのこと考えていた。「狩りから稲作へ」などは通常、いとうせいこうがラップを担当している。ということもあり、レキシライブではいとうせいこうが出ることが多かったけど、今回はBOSEだった。いとうせいこうが司会、ツッコミが芸人よりもずっと、上手いのは知っている。それがレキシライブを支えていたのもあったと思う。けど、今回はいとうせいこうがいない穴を完全にBOSEが埋めていた。

池ちゃんとやついいちろうのときは、池ちゃんのボケにやついいちろうが突っ込んでたけど、BOSEが出てからはやついいちろうが突っ込めてなくて、ほぼBOSEが突っ込んでた。やついいちろうは小ボケに転じるしかなかった。なんでこんなにBOSEはツッコミが上手いんだろ…ただただ感心…。思い出して、勉強しよう。。。

セットリスト

  • 1.きらきら武士
  • 2.ドゥ・ザ・キャッスル(feat.増子直純)
  • 3.年貢 for you(feat やついいちろう)
  • 4.狩りから稲作へ(feat BOSE)
  • 5.ソルト&ストーン

カーネーション LOVES 森高千里(RED STAR FIELD)

前半のカーネーション単独ライブのざわざわ感があって、どうしてこの構成なのかはいろいろ大人の事情を想像してしまった(ここでは省略)。

森高千里は可愛くて綺麗だった。「17歳」を始めとする数々の曲のカーネーションのアレンジがカッコ良かった。

ライブ会場にいた人、みんなが森高千里を好きになっていた。キラキラしすぎてて、素晴らしい存在だった。会ったらみんな好きになると思う。奇跡の45歳だよ、本当に。。。ライブ後にばったり会った女性の知人は「私も森高になりたい!!」と言っていて、強く共感した。

これは大体、的を得ていると思いました。(私がオバサン〜以外にも有名曲たくさんあるので、それを歌ってほしいかったかな)

スチャダラパー(RAINBOW SHANGRI-LA)

森高千里終わりで行った頃には激混みで生半可な気持ちじゃ見れなかったようなので遠くで聴いてた。「今夜はブギーバック(smooth rapバージョン)」が流れたので、走って行って一緒に歌ってきた。

→Pia-no-jaC←×DAISHI DANCE(RAINBOW SHANGRI-LA)

途中でDAISHI DANCEが出てくる構成。昔、西本願寺札幌別院というところで「DAISHI DANCE×→Pia-no-jaC←」見たことがあるので、想像はついた。

好き好きだと思うし、盛り上がればいいのはわかるんだけど、お客さんを煽りすぎな感じがした。僕は→Pia-no-jaC←が作る音楽が本当に好きなので、じっくり聴きたいと思ってしまう。

電気グルーヴ(SUN STAGE)

Caravan、Salyuと迷ったけど、電気グルーヴのライブをちゃんと見てみたかったので、電気グルーヴを選択。1時間ぐらい前に来たら、意外に空いてる…!先頭エリアに来ることができた。

VJ、カッコいい!瀧さんファンとしてはエンターテイナーぶりを観れて嬉しい!切れ目のないライブや、最後の「解散、終了」はライブに対する上手さをやはり感じた。

初日の夜

ステーキ丼的なステピというもの食べた。函館のソウルフードと書いているけど、本当にソウルフードなのかは疑問に思ってしまう。ステーキ丼なので、まぁ美味しいだろうなーと思いながら、食べると。普通にステーキ丼の味で美味しかった。後日軽く検索したみただけだと、「ステピ」の情報はあまりなく、特定の店が「函館のソウルフードです!!」と言い張っているだけではないかと感じてしまう…詳しい方、情報をお待ちしております。

FRIDAY NIGHT SESSIONを見に行く途中で、「溺れたエビの検死報告書」の練り歩きに出会い、参加(溺れたエビの検死報告書ところに書きます)。

溺れたエビの検死報告書の練り歩きが楽しすぎて、FRIDAY NIGHT SESSIONの10分前ぐらいに着くとすでに人だかりが溢れていて、中に入れなかった。遠くで聴いていたのだけど、中心のOKAMOTO’Sをほとんど知らないのと、遠すぎてよくノレずに、途中でテントに帰り、就寝。

2日目

テントの中の朝は暑い。昼まで寝ていてもいいものを暑さで目が覚めて、朝食をコンビニパンとコーヒーで取り、カニさんのところに行くも、合流できず、エレファントカシマシ前列で見たさでSUNSTAGEに行くと、爆弾ジョニーのライブが始まるみたいで、クラッカーを配りまくる女性が目に入り、観察していると、クラッカーを一人も逃さず渡している…鉄壁のディフェンスだった。爆弾ジョニーは観客に投げたドデカイ風船ボールがステージの屋上に消えていく風景が美しかった。

エレファントカシマシ(SUN STAGE)

だいぶ早くに行ったおかげで、6列目ぐらいに陣取ることができる。よく見える。

最近のSUN STAGEライブの中では一番良かったのでは思う。

宮本さん本人も「ライジングサンでやって、いい曲だと認識しました」と話していたのだけど、数年前のアーステントでやった「風に吹かれて」があったときのライブの次ぐらいに僕は良かった。

長いファンとして、色々見てきた立場から思うと、宮本さんが元気そうで嬉しい。あんなに駆け回るの見たのも久しぶりな気がする。「ガストロンジャー」やってくれて、エレカシが大好きだった頃を思い出すし(ガストロンジャーは小渕総理のときだった)、最近では「俺たちの明日」に感動する。色んな時代のエレカシが観れて幸せな気持ちでいっぱい!

今回のライブはセトリが素晴らしい。新旧織り交ぜて…古いエレカシファンだからBLUE DAYS、デーデ、ファイティングマンが聴けたのも嬉しい!

セットリスト

  • 1.ズレてる方がいい
  • 2.新しい季節へキミと
  • 3.悲しみの果て
  • 4.笑顔の未来へ
  • 5.BLUE DAYS
  • 6.今宵の月のように
  • 7.デーデ
  • 8.風に吹かれて
  • 9.Destiny
  • 10.ハナウタ
  • 11.俺たちの明日
  • 12.ガストロンジャー
  • 13.ファイティングマン


氣志團(SUN STAGE)

真っ先にONE NIGHT CARNIVALが演奏したのが驚き。ただ、ラストの終わりを考えて、最初にやったのだろう。氣志團のライブは最初から最後までずっと楽しかった。新ボーカリストに飛鳥が入るとか、チューチュートレインに、ライジングサンで退場するとか! 氣志團に色々期待する人がいるけど、良くも悪くもそういうバンドなのだと僕は思うよ!

フォー #rsr14 pic.twitter.com/NiyWSid6J0

— 赤沼俊幸 (@toshiyuki83) 2014, 8月 16

暗くてよくわからない。そう、今年のRSR会場は全体的に暗かった気がする。

安藤裕子(RED STAR CAFE)

正直なところ、JOIN ALIVE2014のROSE STAFEをチラ聴きしたときはあまりピンとこなかったのだけど、この日のRED STAR CAFEでの弾き語りの安藤裕子はとても良かった。しっとりとして、落ち着きたいとき聴きたい音楽だった。激しくジーンとする曲ももちろん良かった。後日調べたら、安藤裕子、36歳でびっくり。

UA(RED STAR FIELD)

個人的には、女性ボーカリストで一番上手いと思っているUA。2日目の21時半開始と、ベストな時間と、ベストな場所(RED STAR FIELD)ではないかと思った。

ライブ、知ってる曲はほとんどなかったけど、そんなこと関係ないくらい音楽的に素晴らしくて、楽器ひとつひとつがはっきり聴こえていて、ずっと幸せな気持ちに浸っていることができたライブだった。音楽好きが喜ぶライブだったと思う。シタールがマッチしていたライブだった(おまけにベースレスかな)。音楽的に最も素晴らしいライブでした。家で最も音源を聴いていたいライブだった。

山下達郎(RED STAR FIELD)

RED STARでカフェモカを買い終えて、すぐ並んだけど、もうすでに行列があった。

大人のライブだった。山下達郎の音楽的進化がそのまま表現されているとても良いライブだった。コーラス3人の10人編成というのは他のアーティストでではないんじゃないかな。最後の「さよなら夏の日」は感動。四年前もRSRでもこの曲が素晴らしかったんだ。

溺れたエビの検死報告書(def garage)

予想以上に人多い。他に選択肢が少ないからと、名前のインパクトなのかな。絵的に魅せるライブで楽しかった。

前日の夜に偶然「溺れたエビの検死報告書」の練り歩き、賑やかしに遭遇して参加してきた。

動画はこちらです!

フィッシュマンズ(SUN STAGE)

ラストのステージ。フィッシュマンズは再結成時のサンステージのRSRも、以前のステージも感動的だった。僕は佐藤さんが亡くなった後からのフィッシュマンズファンで、ライブを生で見たことがないので、佐藤さんがいる頃のフィッシュマンズというのはどういうバンドかは正直わからない。だけど、亡くなってから茂木さんには色々なことがあったのだと思うし、そういうことも考えてライブを見てしまう。

だから、茂木さんのライブ中の笑顔にはいつも心がぐっと掴まれる。バンドメンバー、しかもボーカルが亡くなった後にも、活動するバンドというのは極めて稀だと思う。活動できているのは色んな人がフィッシュマンズを愛しているからであって、こんな素晴らしい楽曲を提供してくれた佐藤伸治には心から感謝する。

ロキノン系で育ってきた人間にとって、UAと原田郁子が抱き合っていたり、仲良くしているところを見ると、ぐっと来てしまう…。個人的には夢の共演だ…。

ラストのステージということもあって、フィッシュマンズがわからない人もいたと思う(そういうのを感じた)。だけど、最後のライブはフィッシュマンズを愛していた人、RSRを愛していた人で実現した素敵なライブだった。

セットリスト

  • 1.ナイト クルージング
  • 2.WEATHER REPORT
  • 3.WALKING IN THE RHYTHM
  • 4.頼りない天使
  • 5.感謝(驚)
  • 6.いかれたBaby
  • 7.SEASON
  • 8.新しい人
  • 9.チャンス

その他

頭に花飾りをつけた女性

今年多かったのは頭に花飾りをつけた女性たち。ネットではネタにされていたが(これが今流行りの夏フェスファッションらしい(震え声))、リアルのRSR会場にはけっこうたくさんいる。女性の100人に1人ぐらいかな? めざましテレビ効果なのか、女性誌で取り上げられているのか…。

ちなみに帰りのバス列で待っていると、頭に花飾りをつけた男がいた。。。女性は正直な話、けっこう可愛いので、つけてももちろんいいのだけど、男は気持ち悪くて、吹くからやめてくれ。。。

RSR会場でもDONGURI


ちくわパンは売ってました。

祭太郎

今年は名前入りのブースができている。

PROVO

「吉田龍太プロデュースによるPROVO」と公式サイトのMAPには書いているのだけど、実際札幌にあるお店(PROVO)のよう。ここはDJブースや、雑貨屋、服飾、食べ物、コーヒー…とさまざまな店がある独特のエリアだった。北海道以外の方にわかりづらい言い方をすれば、TOBIUキャンプ的な空気がある。

花火


21時に打ち上がる花火。観れて良かった。今年初花火かな。

気になるもの

SUN STAGE

まとめとして

今年のRSRも大きなトラブルがなく、とても良かった。ベストアクトはエレファントカシマシで、音楽的にベストライブはUAかな!また来年!

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