「コロナに負けるな」。あなたは何度、この言葉を目にしたでしょうか。「コロナに負けるな」という言葉には「負けるな」という戦意高揚だけではなく、この言葉を使いたくなる秘密があります。
韻を踏んでいる言葉は気持ちいい
「コロナに負けるな」という言葉。韻を踏んでいます。
「コロナに負けるな」の「コロナ」「負けるな」の末尾は同じ「ナ」です。これは同じ文字を使っているから良い、という点と同時に、母音が同じ、あ行となり、韻を踏んでいます。
「コロナに負けるな」
実際、口に出して喋ってみると、韻を踏んでいることがわかると思います(ロナとるなに力を入れてみましょう)。このように母音が一緒で韻を踏んでいる言葉はリズムがあり、声に出すと気持ちが良いのです。ラップはこういうように母音を揃えることで、聴き心地が良いのですね。
コロナウイルスで韻を踏む言葉とは?
「コロナ」と「負けるな」という言葉は非常に相性が良いことがわかりました。ではコロナの名称、「コロナウイルス」は、どういう言葉の韻を踏んでいるんでしょうか?
2文字ぐらいの言葉だと韻踏みが直感的にわかることもありますが、7文字だと難しい。この時に便利なサイトがあります。
それが韻検索サイト。いくつかのサイトがありますが、今回紹介するサイトはこちら。
作詞支援ツール/単語データベース(韻検索/母音検索/連想表示) 56万語を収録!! – ブラウザで使えるWeb便利ツール
このサイトは言葉を入力すると、自動で韻を踏む言葉(母音が一緒)を探してくれます。
作詞支援ツール/単語データベースで調べる
では入力して調べてみましょう。「コロナウイルス」と入力します。
次に、検索ボタンを押します。結果がこちら!
コロナウイルスと韻を踏んでいる言葉とは?
なんと、「トヨタプリウス」…!! なんと、コロナウイルスと、トヨタプリウスは“おおあういうう”で韻を踏んでいるんです。
この言葉が最もマッチ率が高くなっています。他の言葉もありますが、小さい文字が入ったり、伸ばし棒が入っています。実際、声に出して発してみると、あまりピンとこない。
実際に声に出してみましょう。
コロナウイルス トヨタプリウス
気持ちいい…。
皆さんご存知のとおり、トヨタは日本のマスコミの巨大なスポンサー。日本のマスコミは決して、このことを報じることはできないでしょう。
さあ皆さんも気になる言葉があったら、韻を踏む言葉を探してみましょう。声に出して気持ちの良い言葉を使っていきたいですね。